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根管治療症例まとめ
お知らせと根管治療
今度の日曜日は専門医セミナー参加のため
休診とさせて頂いております。
宜しく御願い致します。
今回は根管治療のお話です。
先ずは術前のレントゲン写真です。
真ん中の歯に感染が起きていて根の先が膿んでいます。
事前に御相談させて頂き、ルールを守った方法で治療をさせて頂きました。
中を見ていくと
こんな感じで、レントゲンからも1根管は未処置のままな状態でした。
ここからは未処置の根管や取り切れていない感染源を出来る限り除去していきます。
ここから更に探っていくと
更にもう1根管出てきました。
ラバーダム下で拡大視野にて治療を行えなる環境が根管治療には必須だと思っております。
術直後のレントゲンからも写真です。
そこから8ヶ月後のレントゲン写真です。
順調に骨が回復してきてくれていると思います。
根管治療は早い段階でルールを守った内容を受けることをお勧めしております。
ただし、根管内に亀裂が存在し、そこが感染源となり治癒に至らないケースも有ります。
事前のレントゲン等でその様なケースが疑われる場合は治療を勧めることは有りません。
また、私が行えるのは根管内の細菌感染の減菌であり、歯を強化してる訳では有りません。
なので治療させて頂いた患者さんには必ず御説明させて頂いておりますが、歯の破折を招くかもしれない使い方はお控え頂くのが良いかと思っております。
石橋を叩き過ぎているのかもしれませんが、慎重に使って頂けたら幸いです。
今回も長い時間お疲れ様でした。
これからも定期的に確認をさせて頂けたら幸いです。