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治療の精度と環境は大切です
台風から一変して真夏の暑さですね・・・。
冬が待ち遠しいです。
今回は虫歯が大きくなり治療を受けるも神経が死んで感染してしまった歯の治療です。
先ずは術前のレントゲン写真です。
奥から2番目の歯で根の先が黒く透けています。
当然歯肉も腫れ膿の出口が出てきていました。
歯の状態は
舌側のレジンを取ってみると
中は虫歯になってました。
レジン自体の適合が悪かったので2次感染だと考えられます。
御相談させて頂きルールを守った根管治療を行わせて頂きました。
根充直後のレントゲン写真です。
奥歯側は根の先が癒合して瓢箪の様な形態をしていた為、MTAを使用させて頂きました。
術後3ヶ月の経過です。
症状は無く経過は良好そうです。
このまま経過を確認させて頂きます。
虫歯の治療方法には様々なやり方が有りますが
最初の虫歯の治療の時点で出来る限り歯に優しい治療方法を選択される事をお勧めしております。
その為には治療の環境を整えていくことが必須となります。
簡単な虫歯ならば大事になる可能性は低いかもしれませんが
大きな虫歯程、リスク回避出来る治療方法の方が結果的に歯の保存に繋がると考えています。
今後とも経過を確認させて下さい。
長い時間お疲れさまでした。