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根管治療症例まとめ
奥歯の根管治療の予後
気が付けば10月も半ばに入ってきて、朝晩は冷えますね。
今回は術後1年を経過したレントゲンを撮影させて頂きました
先ずは術前のレントゲン写真です。
生きてる歯を削った結果、沁みるようになり神経を除去しなければならなくなることがあります。
今回の歯もその様な経緯で神経の処置を受けた様なのですが、処置が不十分で感染を起こし根の先が膿んでいました。
患者さんと御相談させて頂き、ルールを守った根管治療をさせて頂きました。
術後1年経過したレントゲン写真です。
根の先の膿は綺麗に骨へと治癒してきてくれています。
奥歯の根管治療はとても難易度の高い治療だと思っております。
感染根管の場合、神経を取る治療に比べると成功率も下がってしまいます。
元々の根管形態が複雑な為、いかに感染させない様に治療するかがとても重要となります。
神経を取る治療の時こそ、出来る限り最善の方法を選択されることをお勧めしております。
今後も経過を確認させて頂けたらと思っております。
長い時間お疲れさまでした。